2017年12月20日

産後ケア入院のススメ―福原愛ちゃんと小雪さんと

 我々夫婦は産後ケア入院(産後入院)というサービスを受けてみました。
 最近は産後ケア入院を利用される方も増加しており、すでに知っておられる方もいらっしゃると思いますが、使ってみた感想と問題点について考えてみました。


 1.産後ケア入院のよかった点
 先日、卓球のあいちゃんが台湾で産後ケア入院を利用していたことがニュースになっておりました。

『10月13日に第一子となる女の子を出産した福原は「出産後台湾の産後ケアセンターに一ヶ月間お世話になり、昨日ようやく退院しました」と報告。「台湾では坐月子(ぞーゆえず)といい一ヶ月間出産の終えた身体を休ませる文化があります」と説明。』(引用「アメーバニュース」:https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12105-12131/

 上記記事のように出産後の体のケアのため、産後ケア入院が利用されます。「坐月子」という言葉があるくらいなので、台湾では産後ケア入院は浸透しているのかもしれません。

 うちの子は帝王切開で生まれましたので、妻の体は切開や麻酔の投与による体への大きなダメージがありました。また、出産後にも子宮の収縮やお乳が出る等の体の大きな変化など、父親には知ることのできない相当な負担があると思います。高齢出産で初産でもあります。

 このような満身創痍の状態でしたので、回復のため1か月の間は仕事のみならず家事から解放され、さらに育児に慣れるための準備期間を持てたことは特に妻のためにとっっってもよかったと思います。

 また、1か月にわたる入院生活は新生児にとっても非常にありがたい環境であり、入院中にお尻のかぶれ、幼児性ニキビ、片目だけ大量の目ヤニ、緑のウンコといった症状がありましたが、周りに医師、看護婦、保育士といったプロフェッショナルが常に見てくださるため、慌てることなく過ごすことができました。

 またこういった症状や疾患だけでなく、おむつの替え方、おむつのサイズアップのタイミング、ミルクの作り方・与え方、沐浴の指導に加えて、ベビーマッサージの方法なんかも教えていただき、またこちらからいろいろ気になったときに質問できる環境にあったのはよかったです。

 単純に妊婦の体力の回復だけでなく、これから育児するにあたっての安心感も享受することができるのが大きな利点だと思いました。


 2.産後ケア入院の課題点
 2013年に女優の小雪さんが韓国の産後ケア施設を利用した際に、特別待遇を求める小雪さん側と韓国の産院の対応との間にトラブルが発生したことがニュースとなったことありました。
 当時は産後ケア入院という言葉が浸透しておらず、セレブ出産というややバイアスがかけられた表現がされており、世間の認識が低く、またネガティブなニュースとともに伝えられてしまったため、産後ケア入院に対してあまり良い印象がなかったかもしれません。

 また報道が真実であると前提した場合、「私は女優なのだから特別待遇してよね」という姿勢には、小雪さん本人の中にも産後ケア入院がセレブ出産であるというバイアスのかかった認識があったのかもしれません。

 ただ、わたくしたちの入院に関しても、実際に保険の適用対象となったのは出産後2週間までであり、その後の期間は実費での入院となったため、お金が掛かるという意味ではセレブ出産的な側面がありました。ですが、「1.産後ケア入院のよかった点」で書いたように産後ケア入院の本質は、母体の回復と育児のための準備期間・勉強期間であり、けっして優雅な産後入院生活を送る目的のものではないと思います。

 台湾、韓国では出産後の母体のダメージについて一定の理解が浸透していることがニュースから見て取れます(保険適用対象かどうかまではわかりませんが)。例えば出産後の入院について保険適用対象となる期間が1か月ぐらいになるように制度が変われば、産後ケア入院の利用者も増え、もっと世間に広まっていくのではないでしょうか?などと思ってみたりもします。
 少子化でお仕事が減少傾向であろう産院の経営のためにもいいかもしれませんよね。
 産後ケア入院には「1.産後ケア入院のよかった点」でも記述したような利点がありますので、全期間を保険の適用対象にするなどして、出産・育児に興味があるけどためらっている方の背中を押すような環境になれば、ひいては日本の出生率の改善につながるかもしれませんね。(←大袈裟だなぁ。国家語ってんじゃねえよ(恥)
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<画像>「いらすとや」さま


posted by 40代にて初育児の主夫 at 18:45| Comment(0) | 育児あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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