2017年11月22日

市議会に赤ちゃんが出席! → 即、退場・・・

 熊本市議会で育児中の女性議員(緒方夕佳議員)が赤ちゃんと共に出席しようとしたのですが、結局赤ちゃんは退場、会議の開会が40分遅れるというニュースがありました。(引用: http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3218235.html

 引用した記事の中でこの件について市民に賛成か反対かマスコミが意見を集めておりました。

 まず、マスコミのこのYESかNOか式の質問にものすごい違和感を感じます。このようなマスコミの質問と、質問に対する市民の回答がますます育児問題を誤解の多いものにしているように感じたからです。

 ここからは私の意見なのですが、ちゃんと論点を分けて意見を言うと・・・
  ①熊本市議会では前例のない、任期中の出産
⇒前例の有無にかかわらず、任期中に妊娠出産することに何の問題があるのでしょうか?どのような職場でも女性の妊娠・出産は自由であるべきと思いますので堂々と議員をしてほしいと思います。給料が税金から出ているとかも関係ないでしょ。
  ②子育て中の女性も議員として活動できる環境を目指そう
⇒育児をしながら議員活動、素晴らしいことだと思います。育児をしながらだからこそ見えてくる問題点や課題、行政の在り方をぜひ議論してほしいと思います。加えて育休を希望する議員にはぜひ育休を取得していただき、妊娠・出産が本人のやりたい仕事をあきらめるきっかけにならないようにしてほしいと思います。
  ③議長や議会事務局に囲まれ、赤ちゃんを退場させるよう促され
⇒赤ちゃんを退場させた後が気になります。議場の周辺にキッズスペースや、保育士の方等はいらっしゃったのでしょうか?このような環境づくりこそ行政のほうでしっかり進めてほしいものです。もし環境が整っていないのに退場させていたのだとしたら、たとえ事務局の方に面倒を見てもらえたとしても、親は心配です。

ただし次の点に関しては議員の方に問題があると思います。
  ④なんと生後7か月の長男を連れて議場入り。議長などへ事前に知らせず強行
⇒根回しもしないでいきなりやるのはさすがにおかしいと思います。特に市議会議員は市政を担う立派な政治家です。根回しというのは(牛歩戦術wなんかよりもよっぽどちゃんとした)政治手法の一つだとおもいます。こういったことをおろそかにすると、これまで頑張っていろいろ根回しをして長期育休を取得したり、同僚と業務のすり合わせをしながらに時短で働いたりして、会社や組織に迷惑をかけないようにして、少しずつ少しずつ育児に対する理解が得られるよう頑張ってきたほかの子育てママやパパの地道な努力が、この議員の行動によって子育て中の親は傲慢だとか育児中であることを盾に周りに配慮をしない⇒特別扱いを認めるな、みたいな偏見によって吹き飛ばされてしまうのではないか心配です。
  ⑤幅広い市民の声を届けたいと話す緒方議員
⇒幅広い市民の意見を届けることと、育児中だからと言っていきなり権利を主張して子供を議場へ連れてくることは異なります(そもそも幅広いか???)。④と同じ理由でよくないことだと思います。

 う~ん。YES/NOで語れる問題ではない気がするなぁ…

 国会では幼児教育無償化が議論されており、育児に対する議論が深まっており、ウチのような子供のいる家庭は育児環境の改善を期待しております。
 ぜひ議員の方には国会、県議会、市町村議会問わず活発に育児について議論していただき、逆に育児をする議員は育児中の親やその子供の足を引っ張らないような態度で頑張っていただきたいなぁと思いました。
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<画像>「いらすとや」さま


posted by 40代にて初育児の主夫 at 17:22| Comment(0) | 主夫のボヤキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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